ドコモ「ギガホ 本番前」篇|橋本環奈がソフトバンクから移籍

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31点~40点

【出演】

  • 江口洋介(えぐち ようすけ)
  • 橋本環奈(はしもと かんな)

【曲、BGM】

  • グリーグ「ペール・ギュント」より「山の魔王の宮殿で」

【評価】

  • 総合点:35点
  • 橋本環奈ちゃんの品がどんどんなくなる度:80点

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ドコモ「ギガホ 本番前」篇の情報

国内三大携帯キャリアの一角である、NTTドコモのCMです。

総務省や菅官房長官に怒られてはじめた新プラン、「ギガホ」と「ギガライト」を宣伝するCMです。

「本番前」ということで、この後シリーズが続いていくのでしょう。

 

ドコモは、auやソフトバンクが長寿シリーズとなっているのとは違って、シリーズ化を目論むも失敗する、行き当たりばったりのCMとなっています。

(auやソフトバンクがいいかと言えばそれはそれで別問題ですが)

 

2018年からは星プロシリーズとして、星野源さんがプロデューサー、長谷川博己さん、浜辺美波さん、新田真剣佑さんがキャラクターを演じています。

今回のギガホ、ギガライトでもこのキャラクターたちは一枚噛んでいるようですが、キャラクターとは別途、単品でも主役級のタレントを起用しています。

 

出演者

その出演者のひとりは、俳優の江口洋介さん。

1967年12月31日生まれで、このCM放送時点で51歳。

「ひとつ屋根の下」や「救命病棟24時」など、出演しているドラマを挙げていたらきりがありません。

森高千里さんを妻に持ち、CMにも多数出演です。

ドコモのCM内ではMCエグチというキャラ設定とのことです。

YouTubeの公式チャンネルでは以下の通り紹介されています。

キャラまちの人気テレビ番組「キャラ・オーディション」のメイン司会者。
長寿番組の名物司会として、老若男女に人気がある。付き合いの長いスタッフたちを「ファミリー」と呼ぶなど、舞台裏でも仲がいい。
大御所でありながら、新しいものが好き。オーディション参加者に対してつい熱くなりすぎるなど、お茶目な一面も魅力。

 

そして、もうおひとりは元アイドルで女優の橋本環奈さん。

1999年2月3日の節分生まれで、このCM放送時点で20歳。

千年に一人、奇跡の写真で一躍有名となり、女優に脱皮しています。

橋本環奈さんで携帯と言えば、ソフトバンクをイメージします。

白戸家のお父さんとわちゃわちゃしていたのに、ドコモに浮気、というか完全移籍しています。

こういうのって禁断の移籍にはならないんですかね。

ソフトバンクは2014年、このドコモの形態CMは2019年で、5年の歳月が流れているので問題なしということでしょうか。

ドコモのCM内ではMCカンナというキャラ設定とのことです。

YouTubeの公式チャンネルでは以下の通り紹介されています。

「キャラ・オーディション」の5代目女性司会者。 エグチとのコンビは歴代でも最長期間続いており、キャラまちの若者に熱狂的に支持されている。エグチとは舞台裏でもとても仲がいい。 テレビカメラの前での華やかでチャーミングな表情と、舞台裏のサバサバした一面のギャップに萌える番組スタッフも多い。

音楽、BGM

このCMに使われている「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ~ドゥドゥドゥ~ドゥドゥドゥ♪」という邪悪な雰囲気漂う曲は、グリーグの劇音楽「ペール・ギュント」より「山の魔王の宮殿で」です。

ペール・ギュントといえば、「朝」ですよね。

さわやかな曲調にもあればこんな曲も。

幅が広いです。

 

ドコモ「ギガホ 本番前」篇の内容、セリフ

江口洋介さんと橋本環奈さんのギガホキャラクターオーディションの真っ赤なポスターのアップからCMは始まります。

このCMの世界の中ではMCエグチとMCカンナですね。

 

エグチとカンナは舞台裏の通路を通り、ステージに向かいます。

エグチは台本を読みながらセリフを練習。

エグチ「ドコモのギガホ、ギガホ」

カンナ「わたし入りました」

エグチ「どう?」

カンナ「最初はネットたっぷりとか言うけど ぶっちゃけ実際はそうでもないでしょ?って」

エグチ「違うの?」

カンナ「本当にネットがたっぷり」

突然画面に向かって顔芸をするカンナ。

カンナ「こりゃ私向きですわ」

軽く踊り出す上機嫌なカンナ。

カンナ「完全に♪私向き♪完全に♪私向き♪」

エグチ「さぁ、始まりますよ」

カンナ「はい」

舞台袖からステージに上がります。

 

ナレーション「ネットたっぷり、ギガホはじまる」

 

カンナ「ギガホのキャラオーディションを開始します!」

 

ドニマル、コスモフ、モンジュウロウが「キター」と喜んだ後

 

再びカンナのアップ。舌をペロッと出して

カンナ「Webへ」

というセリフで終了です。

橋本環奈は下品なキャラか

カンナは、設定の”舞台裏のサバサバした一面”とあるんですが、まあサバサバしているというか、品のないキャラ設定になっています。

 

顔芸をしてみたり、同じCMシリーズのギガライト篇ではエグチに「なんだそれ」とタメ語で突っ込んでみたりと、元アイドルらしからぬキャラです。

それに加えて、彼女の特徴である酒焼けしたような声とあいまって、ガサツな雰囲気があります。

 

このあたりは、映画「銀魂」のチャイナ娘、神楽のキャラを引きずっているのでしょうか。

 

奇跡の一枚の写真のころは天使とまで言われていたのに、この変わり様。

本人の素がこんな感じなら、こういう演技のほうが心地いいんでしょうかね。

しかし、キャラ付けされているのならちょっとかわいそう。

 

ガサツで下品なヤンキー演技は好き嫌い別れるので、全方位の好感度アップは厳しいでしょう。

 

いまさら白いワンピースでも着せて、さわやかにサービス紹介しても変な感じになっちゃいますかね。

もうちょっと品があったほうがいいのではと老婆心をもってしまうCMでした。

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