【出演】
- 岡田将生(おかだ まさき)
- 谷垣有唯(たにがき ゆうた)
【評価】
- 総合点:65点
- 全然大丈夫じゃない度:90点
アクサダイレクト自動車保険CM「天体観測」篇の情報
通販型自動車保険、アクサダイレクトのCMです。
アクサダイレクトといえば、堤真一さんが見通しがやたら良い道路で何故か事故り、「誰かー!」と叫ぶCMが非常に有名でした。
とても特徴的だったので、続けてほしかったのですが、そのシリーズは終了してしまいましたね。
さて、このCMのメインの出演者は俳優の岡田将生さん。
前回のアクサダイレクトやアクサ生命のCMにも出演されていたので、アクサ関係はしばらくは岡田将生さんのシリーズになりそうです。
岡田将生さんは1989年8月15日生まれで、このCM放送時点で29歳。
映画にドラマに、多くの作品に出演する人気俳優さんです。
CMでは、少し前ですがサントリーのビタミンウォーターや最近はヤマキ割烹白出汁、クロレッツなどにも出演されています。
さて、もうひとりの出演者、甥っ子役は谷垣有唯(たにがき ゆうた)くん。
2007年12月15日生まれで、このCM放送時点で11歳になりますね。
この字で”ゆうた”はなかなか読めないです。
ちなみに、岡田将生さんと同じスターダストプロモーション所属です。
いわゆるバーターというやつでしょうか。
まあ、CMつくっている側としても、出演者の所属事務所が別々というのは面倒なだけなのでしょう。
谷垣有唯くんは、下町ロケットなどのドラマの幼少期役としてよく活躍されています。
アクサダイレクト自動車保険CM「天体観測」篇の内容
岡田将生「着いたぞ」
夜中に誰かをどこかに車で連れて行った岡田将生さん。
助手席に座っているのは男の子。
岡田将生さんが甥っ子を天体観測に連れて行くというストーリーです。
ナレーション(岡田)「自動車保険、アクサに入っていてよかった」
そして、時間は少し巻き戻って、甥っ子がこの天体観測を楽しみにしているシーン。
買った望遠鏡を部屋の中で覗いたり、スケジュール帳に『まさ兄とペルセウス座流星群』と書いたり、この日を待ち焦がれていた様子です。
再びシーンは戻り、クルマから出ると、そこには満天の星空が。
谷垣有唯「すごいすごいすごいすごい・・・」
岡田将生さんも空を見上げます。
岡田将生「おぉ~・・・あっ、流れ星!」
谷垣有唯「え!?」
車「ゴンッ」
岡田さんの流れ星という声に反応して甥っ子が振り返るも、ここでトラブル。
振り返った時に、持っていた望遠鏡がクルマのドアにがっつりあたってしまいます。
岡田将生「どうした?」
確認すると、ドアにはけっこう大きなキズが・・・。
谷垣有唯「ごめんなさい・・・。」
怒られると思ってか、テンション一気にダダ下がりで謝ります。
しかし、岡田将生さんは意外な一言。
岡田将生「大丈夫、気にすんな」
その後は、二人て天体ショーを楽しんだ様子。
ナレーション(岡田)「守られている。だから、前を向ける。」
岡田将生「もしもし」
アクサダイレクトコールセンター「はい、アクサダイレクトです。」
ナレーション(岡田)「アクサダイレクト」
ナレーション(岡田)「ネット割最大2万円はアクサだけ」
最後はアクサのインターネット割引をPRして終了です。
さすがに大丈夫ではない
このCMのポイントは、クルマに大きな傷がついてしまい、本当なら大変なシチュエーションにもかかわらず、「車両保険があるから安心」といったものです。
たしかに、修理費がかからないため、安心といえば安心です。
しかし、
- 修理の手続き
- 保険金請求手続き
- 自動車保険の等級ダウンによる保険料アップ
といったことを考えると、時間もお金も損失があることは間違いないです。
(そもそもあれくらいの傷なら、等級ダウン回避のために保険金請求せずに実費で修理かな?)
そんな中、叱らずに大丈夫、と言える岡田将生さん。
仏の心を持っています。
その後の天体ショーも台無しにならずに済みました。
まあ、自分の子ではなく甥っ子なので叱りづらいところもあるかもしれませんが。
心が狭い自分だったら、ブチキレでお説教モードになってしまうかもしれません(笑)
しかし、ぶつけたときの「ゴン」って音、なんとも豪快なぶつけ方でした。
なんかアクサのおかげで一件落着みたいな雰囲気ですが、全然大丈夫じゃないです。
そんなとこも含めると、けっこうおもしろいCMともいえます。
クルマの周りでは気を付けましょう。
コメント
アクサダイレクト
全然大丈夫じゃない。
読みました^ ^
私も私の子供も
全然大丈夫じゃない。
と、思っていました!
等級ダウンでどんだけ金額発生するかって、等級ダウンした人か、保険を理解してる人しか知らないのかな?と思うCMでしたね!
こんにちは!
読んでいただきありがとうございます。
保険に入っているからと言って、あれは厳しいですよね~。
自分だったらあんな寛大な心は持てません(笑)
このCM私もずっと違和感を感じていました。
まず、子供が車に物をぶつける事を大丈夫と言ってしまう事自体が大丈夫じゃない
このCMを家族で見てると、車に物をぶつける事を気にする人が小さい人みたいな感じになってしまいます(笑)
そして子供が失敗をした時はただ大丈夫と声を掛けるのでは無く、次から気をつければ大丈夫と声を掛けるべきだと私は思います。
でないと、大丈夫だと思ってしまう子供もいるかもしれませんし、今度は他人の車にも気をつけなくなってしまうかもしれないので、私なら注意する良い機会だと捉えます。
このぐらいの年齢の子なら怒らずとも、それを伝える事は出来るはずです。
この辺も踏まえて「甥っ子」という設定だったのかもしれません(?)
つぎに保険料アップの件ですが、以前の等級プロテクトがあった場合は良いですが、最近では修理代に20万円以上かかって初めて保険を使うか検討するというぐらい等級ダウンによる保険料アップは厳しいと思います。
そして最後に、「大丈夫」と言っていたにも関わらずさっそく夜中に保険会社に電話…
次の日でも良いと思います(笑)
恐らくは24時間体制をCMしたかったのだと思われますが…
非常に突っ込み所の多い、面白いCMですね!(笑)
スッキリしました。
長々とスミマセンでした!!
通りすがりです さま
コメントいただきありがとうございます。
そうですね、一応甥っ子はごめんなさいと言ってはいますが、さすがにこれはちょっと注意すべきレベルですね(笑)
岡田君は心が広すぎますが、他人の車にやってしまったら目も当てられないので。
ただ、大丈夫と言っておきながらすぐにアクサに電話する姿は、やっぱり気にしてるのか?と思ってしまいますね。
おっしゃるとおり、いつでも電話を受けられる体制ということなのでしょうが。
いろいろ情報を詰め込み過ぎた結果、おかしくなるCMはよくありますが、これは最たる例なのかもしれませんね。