【出演】
- 清水 伸（しみず しん）
【評価】
- 総合点：70点
- 悲哀を感じる度：75点
ニトリCM Nウォームはあたたかい～♪の情報
ニトリの吸湿発熱、あったか寝具のNウォームのCMです。
Nウォームは、吸湿発熱という、カラダから発散される水分を熱に変える仕組みを採用しているそうです。
布団や毛布など、寝具のシリーズが発売されています。
CMでは、男性が世間や視線の冷たさに対して「Nウォームはあたたかい」
とNウォームの寝具につつまれて、恍惚の表情を浮かべるというパターンが繰り返されます。
同じくニトリの接触冷間寝具、NクールのCMはアツさに対して「Nクールはひんやり～」
と、NウォームのCMと「対」になっています。
NクールのCMについてはコチラ↓
さて、こちらのCMに出演する男性は清水伸（しみずしん）さん。
映画やドラマで活躍する俳優さんです。
1972年5月20日生まれで、このCM放送時点で46歳。
中年男性の役どころにぴったりです。
ニトリCM Nウォームはあたたかい～♪の内容
CMでは、世の中の冷たさに対してNウォームは温かいという対比のシーンで構成されています。
＜シーン①＞
スーツを着たサラリーマン役の清水伸さんが、バス停のベンチに座っています。
スマホに夢中になっていると「N交通」（←芸が細かいですね）のバスが扉を閉じて行ってしまいます。
それに気づいた清水伸さん、「待って待って、待って待って待って」とバスを追いかけますが、ビジネスバックのひもが引っかかってしまいます。
（バスの運転手さんが気づいたら待ってくれそうですが、気づいてないということなんでしょうね。）
ナレーション「世間は冷たいが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
清水伸さんがNウォームの寝具につつまれて、温まって恍惚の表情。
＜シーン②＞
社内会議かプレゼンのシーン。
資料を読むも「はっくしょん」とくしゃみをして、さらには持っていた資料を真っ二つに破ってしまいます。
他の人たちから向けられる冷たい目線。
清水伸さんは、ちょっと笑ってごまかして、破れた資料をくっつけようと（？）します。
ナレーション「視線は冷たいが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
＜シーン③＞
なぜかテンション高く、妻と娘に「ただいま！」と叫ぶ清水伸さん。
しかし、妻と娘はゲームに夢中。
仕事から帰ってきたのに無視されてしまいます。
ナレーション「家族は冷たいが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
＜シーン④＞
テニスのダブルス戦。
チームメートはひげ眼鏡で七三分けの険しい顔をしたおじさん。
会社の上司でしょうか。
清水伸さんがサーブを打つも、おじさんに直撃。
おじさんは頭を押さえて振り返り、清水伸さんはやばっといった感じで縮んでいます。
ナレーション「背筋は凍るが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
＜シーン⑤＞
雨の日、ビニール傘を指して立っている清水伸さん。
すると、目の前をクルマが横切り、水がかかってしまいます。
（清水伸さん、全身で雨水を受け止めています。）
ナレーション「雨水は冷たいが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
＜シーン⑥＞
出張中でしょうか、バスローブに身を包んだリラックスモードでホテルの部屋を出る清水伸さん。
自販機に飲み物を買いに行ったようです。
しかし、オートロックを忘れて、鍵を持たずに出てしまったよう。
ドアノブをガチャガチャ回すも、時すでに遅し。
「あ～」と思わず声が出てしまいます。
ナレーション「冷汗は出るが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
＜シーン⑦＞
自宅のお風呂で、浴槽からお湯を汲んで体を流す清水伸さん。
しかし、お湯が沸いていなかったようで
「うぅ、沸いてねえし」
冷たい水を体にかけてしまいました。
ナレーション「お風呂は冷たいが」
ナレーション「Nウォームはあたたかい～♪」
最後は商品紹介と「お値段以上、ニトリ」のサウンドロゴで終了です。
哀愁漂うサラリーマンの演技が面白い
今回ご紹介した動画は、テレビ版の15秒CMではなく、総集編の特別バージョンです。
サラリーマン役の清水伸さんが7つの冷たさにさらされるという、哀愁・悲哀が漂う内容となっています。
サラリーマン川柳とかでもそうですが、サラリーマンには哀愁ネタが似合いますね。
微妙なあるあるネタで、様々なシーンの冷たさがNウォームの温かさを引き立てています。
自分が好きなシーンは、シーン⑥で、ビジネスホテルでオートロックがかかってしまうシーンです。
（自分もやってしまい、恥をかいたことがあるので・・・。）
Nウォームの寝具で眠りにつく清水伸さんの表情が若干うざいくらいの演技ですが、なかなか面白い仕上がりではないでしょうか。
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