【出演】
- 吉高由里子(よしたか ゆりこ)
【評価】
- 総合点:50点
- ワードが無理やり度:65点
吉高由里子 食べログCM 食べログる彼女(後輩)篇、(友達)篇の情報
カカクコムグループが運営するサイトで、価格.comと並んで主力サイトである「食べログ」のCMです。
たびたび問題が指摘される食べログですが、飲食店の口コミレビューサイトと言ったら食べログというくらいに定着しています。
私も有名レビュワーになって、飲食店からおもてなしを受けてみたいものです。
2018年11月24日より、このCMは放送されています。
忘年会シーズンに合わせて・・・にしては、ちょっと遅いような気がしますが、そういう狙いでは放映しているわけじゃないんですかね。
出演者は吉高由里子さん。
アミューズ所属の女優さんです。
数々のCMに出演されていますが、なんといっても、サントリートリスハイボールのCMが有名です。
というか、ものまね芸人の福田彩乃さんが「ハイボール、ウィ~~」と吉高由里子さんのマネをする姿を、一時期やたらと見かけました。
吉高由里子 食べログCM 食べログる彼女(後輩)篇、(友達)篇の内容
食べログる彼女(後輩)篇
場所は、オフィスの周辺でしょうか。
吉高由里子さんが、後ろからいきおいよく後輩の肩を叩いて、笑顔で話しかけます。
吉高由里子「とった?来週のお店」
後輩「いや~、いろいろ見ているんですけど」
吉高由里子「食べログったらいいじゃん」
後輩「え?」
吉高由里子「食べログったらいいじゃん」
目力たっぷりにしゃべります。
ここでナレーションが入ります。
「食べログなら、お店も写真もダントツ№1」
場面は変わって飲食店。
どうやら食べログでお店を選んだようです。
後輩「ここ最高っすね~」
吉高由里子「だからなんで最初っから」
また決め顔で
吉高由里子「食べろがな~い」
後輩「出た」
吉高由里子さんの笑顔の後、食べログのアプリの紹介をして終了です。
食べログる彼女(友達)篇
場所はどこか都心の広場でしょうか。
吉高由里子さんとお友達がベンチに座っています。
後輩「またお店つながんな~い」
どうやら電話がつながらない様子。
吉高由里子「食べログっちゃえば?」
吉高由里子「食べログればいいじゃん」
肩をくねくねさせながら、いたずらな笑顔で友達に助言です。
ここでナレーションが入ります。
「そう、食べログなら空いてるお店がすぐわかる、らくらくネット予約」
場面は変わって飲食店。
食べログで予約したお店のようです。
友達「ネットって楽ね~。」
吉高由里子「やっぱ食べろがないと~。」
友達「それ好きね~。」
吉高由里子「まあね。」
最後は食べログのアプリの紹介をして終了です。
新語「食べログる」が(無理やり)誕生
このCMのキーワードは「食べログる」です。
もちろん、こんなワードはこれまでになく、このCMの制作サイドがつくった造語です。
いままでにないワードを連発することで、視聴者の興味をそそり、インパクトを与えます。
そして、あわよくば本当の新語に・・・
という狙いもあるかもしれませんが、いかんせん語呂が悪すぎます。
「○○(名詞)+る」という造語はよくありますが、○○の部分は2文字、多くて3文字がフィットし、定着します。
(例外がないこともないですが)
「テンパる」も元ネタを略さずに「テンパイる」だったら定着しなかったでしょうね。
他にも「ググる」や「パニクる」などいろいろあります。
しかし「食べログる」とは”4文字+る”で違和感が強いです。
聞いていて心地よく感じないんですよね。
その違和感が、「食べログる」という言葉を視聴者の頭に刻むのかもしれませんが。
吉高由里子さんのCMはどれも天真爛漫キャラが売り
吉高由里子さんのCMは、演出なのか、本人の本当のキャラなのか、どれも天真爛漫な感じのキャラクターです。
どのCMも、このキャラ頼りでどうしても似通ってしまうんですよね。
この食べログのCMでのキャラも、天真爛漫でとてもフレンドリー。
(後輩篇みたいに、後ろから肩を叩いて笑顔で話しかけられたら、一瞬で惚れてしまいそうです。)
明るくていいのですが、たまには違う一面を見せてくれると面白いような気がします。
ドラマの中だけではなく、CMでも違うキャラでいってみるのはどうでしょうか。
コメント
「何を伝達したいのか」という、CM広告の存在意義は、満たしています。この「食べロがなーい」に対して、逆らうのであれば、吉野家の牛丼の宣伝文句である「早い、安い、旨い」も、同じように独善的であると見做して、摘発する必要があります。
>しかし「食べログる」とは”4文字+る”で違和感が強いです。
全く同感です。最も重要な議論の焦点は、「食べログ」の語幹が「食べロが」に変化して、活用語尾の「ない」が付いていることです。「食べログ」は、名詞なのか、動詞なのかが、不明です。この「キーワードを、品詞分類できない」点が、最もイラつく原因です。
>吉高由里子さんのCMは、演出なのか、本人の本当のキャラなのか、
>どれも天真爛漫な感じのキャラクターです。
>明るくていいのですが、たまには違う一面を見せてくれると面白いような気がします。
これは、これで良いと思います。集団の中では、雰囲気を明るくする、ムード・メーカーのような、役割を担うと思います。あまり他人の仕事にまで、干渉したくないのですが、敢えて、別の人物像を演じるのであれば、本人の性格が、「完璧主義者」で、「人付き合いが上手くない」ようであれば、『ミス・パイロット』で、堀北真希が演じた「手塚 晴」の役のように、パイロット訓練生を、演じても良いのかもしれません。
「天真爛漫な感じ」と「パイロット訓練生の役割を演じても良いのではないか」という、主張を変更します。本人と話してみないと、正確には分かりませんが、現実主義者で、先読みのしすぎで、忍耐力に欠ける性格のようです。
人付き合い悪いのは、自分の好きな話題に興味を持たない人物と、接していて反応の悪い人物を、本人の側から、敬遠するのが原因です。
対立する物や異質な物を、結びつけるのが上手なようであれば、仲裁役、まとめ役が、良いのかもしれません。「食べログのCM」に関係するか、分かりませんが、運動不足で、医者と薬が嫌いで、飲食と飲酒が、私生活でも好きなようであれば、生活習慣病が、最大の敵です。
>明るくていいのですが、たまには違う一面を見せてくれると
>面白いような気がします。ドラマの中だけではなく、
>CMでも違うキャラでいってみるのはどうでしょうか。
話術と説得力が武器で、裏方ではなく、自分が表舞台に立ちたいのであれば、外交官や交渉人の役割を演じるのが、「違う一面」を見せるのに適した役と思います。
例えば、『交渉人、the negotiator』で、宇佐木玲子の役割を演じた、米倉涼子のような感じです。吉高由里子(さん?)、本人の態度を良く知っている、プロダクションのマネージャーや、プロデューサーの意見を聞いてみて下さい。