【評価】
- 総合点:30点
- ただただ汚い度:85点
iPhone12 CM かつてないほど頑丈の情報
iPhone12のCMです。
iPhone、というかAppleのCMは基本的におしゃれです。
細かい機能等の内容は説明せず、特にイケてる海外の方がiPhoneなどを使いこなし楽しんでいる感じがクールです。
(たまに鼻につくCMもありますが。)
しかし、今回は若干毛色が違います。
出演しているのは外国人ですが、見た目がカッコイイとは言えないおじさん。
このおじさんがとんでもない料理を繰り広げるCMです。
iPhone12 CM かつてないほど頑丈の内容
キッチンに立つ男性、まな板の脇にiPhone12を置き、なにやら確認をして頷きます。
そして、卵のケースを開ける際、まな板の上にiPhoneを倒してしまいます。
次のシーンでは、卵を豪快にグーパンチで割っています。
料理の際に飛び散る卵や小麦粉らしきものはiPhoneにかかってしまっています。
ちなみに、男性はiPhoneでレシピ動画を見ているようです。
さらに、iPhoneがまな板の上に載ったままネギを刻んだり、食材を空中で包丁で真っ二つにしたり、胡椒か何かのミルをiPhoneの上に落してしまったりとやりたい放題。
しかし、味見をすると、良い味に仕上がっているようです。
(材料的にお好み焼きでもつくって・・・はいないと思いますが)
そして、料理が終わった後、シンクの近くにiPhoneを置くと、案の定シンクの中の洗い物の上に落下。
そこで、CMのキャッチコピー
「かつてないほど頑丈」
「大丈夫、iPhoneなら。」
そのままiPhoneを水洗いしてCMは終了です。
食べ物を扱っているのに汚いイメージでよいのか
このCMを見たときに感じたのは、まず汚い。
そして、その汚さを表現するのに、食べ物を使うのはあまり気分良くありません。
アメリカでは良いのかもしれませんが、日本では、食べ物をいただく際には命をいただくと教えられてきています。
あまりおじさんおばさんの小言みたいには言いたくないのですが、食べ物で遊んでいるように見えるのは眉をひそめてしまいます。
また、同じく汚いという観点ですが、衛生面でもあまりよろしくないかと。
よくスマホは便器より雑菌が多いなどと言いますし
(その調査結果自体はどうでもよいですが)やはり不潔な印象です。
このCMで、粉や水がかかっても、振動を受けても落としても大丈夫なのがウリなのは分かります。
(といいつつ、小さめの注意書きで「CM上の演出です。破損、液体による損傷は保証の対象外。一世代前のiPhoneと比較。」としているのはいかがなものかと思いますが。)
しかし、そのウリを食べ物で表現しなくてもよかったのではないでしょうか。
海、砂浜、アウトドアの泥などの汚れや衝撃でもよかったかもしれません。
まあ、食べ物を粗末にしているとまでは言えないので、目くじら立てるほどのもでもないかもしれませんが、うーん。
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