【出演】
- 武田真治(たけだ しんじ)
- マキシマムザ亮君 [マキシマム ザ ホルモン]
- ナヲ [マキシマム ザ ホルモン]
- ダイスケはん [マキシマム ザ ホルモン]
- 上ちゃん [マキシマム ザ ホルモン]
- ひよこちゃん
【歌】
- 予襲復讐 日清焼きそばU.F.O 替え歌ver (マキシマム ザ ホルモン)
【評価】
- 総合点:50点
- カオスにもほどがある度:95点
日清焼そばU.F.O.「マッスル ザ マヨ無双 篇」武田真治・マキシマム ザ ホルモンの情報
訳の分からないCMを連発することで有名な日清食品のCMです。
カップ焼きそばのU.F.Oだけではありません。
カップヌードルのCMではONE PIECEのキャラクターが現代で青春を送っていたり、チキンラーメンのひよこちゃんが悪魔化したりとやりたい放題です。
今回のU.F.OのCMも例にもれず、というかこれまで以上にいろいろな要素が詰め込まれたものとなっています。
今回のCMの出演者は、センターの位置に俳優の武田真治さん。
俳優としても、めちゃイケなどのバラエティタレントとしても活躍されていますが
なんといってもNHKの筋肉体操で再度ブレイクしました。
最近は武田真治さん出演となれば、筋肉をフィーチャーした内容になっています。
そして、その武田真治さんのまわりを彩り(?)、さらにCMソングも歌っているのはマキシマム ザ ホルモンのメンバー。
マキシマムザ亮君、ダイスケはん、上ちゃん、ナヲで構成されるパンクやメタルなんかの要素がある・・・けどなんとも分類しづらいバンドです。
「爪爪爪」とか「ぶっ生き返す!!」なんかが有名ですかね。
このCMでは予襲復讐の替え歌をCMソングとして採用しています。
原曲は↓こちらです。
それと、日清食品チキンラーメンのマスコットキャラクター、ひよこちゃんも混じっています。
日清焼そばU.F.O.「マッスル ザ マヨ無双 篇」武田真治・マキシマム ザ ホルモンの内容、セリフ
マヨネーズを右手に、UFO焼きそばを左手に持った武田真治さんとマキシマムザホルモンのメンバーとひよこちゃん(のCG)。
場所はネオンのきらめく夜の街です。
が、CGの質はプレイステーション2の時代並みのクオリティです。
そして、予襲復讐 日清焼きそばU.F.O 替え歌verに合わせてダンス。
歌詞は以下のようになっています。
嗚呼。 U.F.Oソースは
マヨネーズを マヨネーズを
かけると 旨いです。
ソース 喰おうぜ
ダンスは登美丘高校ダンス部で一躍流行った「バブリーダンス」のエッセンスが詰め込まれた踊り。
途中で武田真治さんの目が赤く光り出したり、かわいいはずのひよこちゃんがムキムキマッチョだったり、いろいろな要素が入っています。
最後は、「マヨ無双」という力強いナレーションが入り、U.F.Oにマヨがたっぷりかかっている様子と、画面内にU.F.Oのカップが浮遊。
※ご家庭のマヨネーズをお使いください。商品にはついておりません。
という注意書きが表示されて終了です。
筋肉体操にバブリーダンスに龍が如く?詰め込み過ぎてカオス
このCM、いろんな要素が詰め込まれており、まさにカオス、混沌としています。
カオス① 謎の低クオリティCG
まずこのCMで目を引くのはCGです。
この令和の時代、お金をかければCGは現実と区別がつかないほどのクオリティに進化しています。
しかし、このCMでのクオリティは2000年代、プレイステーション2の時代と見紛うほどです。
この夜のネオンの雰囲気とあやしげな人物は、ゲームの『龍が如く』を彷彿とさせます。
カオス② ダンスがバブリーダンス
このダンスの振り付け、どこかで見たことあると思ったら登美丘高校ダンス部のバブリーダンスです。
バブリーダンスはご存知の通り、荻野目洋子さんのダンシング・ヒーローに合わせた振り付けとなっていますが、CMの曲は全然違います。
全然合わせる気がありません。
カオス③ 肩パットにムキムキ筋肉
出演者のCGはムキムキ筋肉の武田真治さんに、なぜかムキムキのひよこちゃん。
そして、マキシマム ザ ホルモンのメンバーたちは肩パットバリバリやボディコンスタイルの服です。
肩パットスタイルはバブリーダンスと合わせてるんでしょうが、武田真治さんとひよこちゃんのムキムキはわけわかりません。
カオス④ 瞳が邪悪な赤に光る
このCMの後半、武田真治さんがU.F.Oにマヨネーズをかけるところで、目が赤く、妖しく光ります。
まるで何かに取りつかれているかのように。
焼きそばとマヨのコラボでキメちゃってるのでしょうか。
当然特に説明もないので意味不明です。
万人受けはしないだろうが、もはやそんなこと気にしてないか
CMは時間帯や番組によって傾向はあるものの、基本的には誰が見ているか分からないので万人受けする内容とすることが多いです。
しかし、このCMは昔のゲームを彷彿とさせるCGやマキシマム ザ ホルモンの起用など、万人受けは全く狙っていません。
正直、見た方の中には意味不明すぎてうざい、とか不快、とかの感想が出てもおかしくはないでしょう。
ただ、このCMをつくった方はそんなこと気にしていないはずです。
一部の人の心に響けばいいのでしょう。
カップ焼きそばの購買ターゲットは、比較的年齢層が低いと思われるので、U.F.Oを買わないであろうじいさんばあさんはすがすがしいくらい切り捨てていますね。
このCMをみてU.F.Oを買おうという気持ちになるかは分かりませんが、とにかくカオスを詰め込んだCMでした。
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