【出演】
- 松田翔太(桃太郎)
- 桐谷健太(浦島太郎)
- 濱田岳(金太郎)
- 菅田将暉(鬼ちゃん)
- 有村架純(かぐや姫)
- 菜々緒(乙姫)
- 川栄李奈(織姫)
- 池田エライザ(親指姫)
【評価】
- 総合点:40点
- オチがしょうもない度:90点
au 三太郎CM「つながる話」篇の情報
携帯3大キャリアのうちのひとつ、auのCMです。
三太郎シリーズと言うことで、桃太郎、浦島太郎、金太郎の3人を中心に、東西の昔話のキャラクターが登場します。
ソフトバンクが白戸家のお父さんなら、auは三太郎が長く続いています。
もうひとつのドコモは設定が定まらず迷走していますが。
出演者は、主演級・準主演級のタレントを8人も使っています。
ひとりひとり紹介しているとキリがないので、詳しく知りたい人は公式サイトをご覧ください。
携帯キャリアのCMについて批評するときにいつも言いますが、出演者があまりに豪華ですね。
タレントのギャラを削ったくらいであまり変わらないと思いますが、これで高い携帯料金を払わされるのはバカらしく感じてしまいます。
それでもやっぱり人気タレントをたくさん出したほうがプラスの効果のほうが大きいのでしょうね。
今回は、三太郎シリーズの中のシリーズとなっている「鬼退治」の”オチ”となるCMになっています。
池田エライザさん扮する親指姫が登場し、「ヤバい鬼」が出たという情報のCMから、鬼退治の準備のCMにつながり、今回ついにその鬼に相対する・・・。
果たしてどんな壮大な話になるか、気になっていた方もいるかと思います。
au 三太郎CM「つながる話」篇の内容、セリフ
桃太郎、金太郎、浦島太郎の三太郎がついに鬼退治に向かいます。
親指姫「ここがやば~い鬼の住処よ。」
浦島太郎「桃ちゃんここは」
金太郎「鬼退治経験者が・・・」
桃太郎は「うん」と頷き、ひとりで鬼の待つ場所へ向かいます。
そこには、鬼っぽくない白い衣装を身にまとった後姿の人間がいます。
桃ちゃんは腰の刀に手をかけ、臨戦態勢です。
しかし、鬼と聞かされていた人物が振り返ると、そこには綿帽子に白無垢の結婚スタイルのかぐや姫。
かぐや姫「も~もちゃん」
桃太郎「かぐちゃん?ここで何してんの~?」
すると幕の外から乙姫と織姫が登場。
乙姫&織姫「桃ちゃんかぐちゃん」
さらに後ろにいた金太郎&浦島太郎&親指姫も駆けつけます。
金太郎&浦島太郎&親指姫「改めまして」
乙姫&織姫&金太郎&浦島太郎&親指姫「結婚おめでと~!」
みんなで花吹雪を散らします。
様子がよく分からない桃太郎は「はあ?」と怪訝な感じ。
親指姫「ほら、ふたり結婚式出来てなかったでしょう」
桃太郎「結婚式って・・・ヤバイ鬼は?」
かぐや姫「ヤバイ鬼・・・嫁です。」
かわいく指で角を立てます。
桃太郎「じゃあ、鬼ちゃんのけがは?」
乙姫「あれ全部演技」
織姫「サプライズ大成功~!」
ここで金太郎が斧を振りかざし「祝いの舞~」
さわに浦島太郎が正拳づきのごとく扇を動かします。
桃太郎「あの特訓って」
鬼退治の特訓は祝いの舞の練習だったのです。
親指姫「家族っていいね、いいね」
桃太郎「あの歌も、あの買い物も?」
桃太郎「全部・・・つながってる」
桃太郎がすべてを悟り、カメラが一気に引いて、日本の地形が映ります。
みんながいた場所は山梨、埼玉、群馬あたりでしょうか。
ナレーション「ずっと、もっと、つなぐぞau」
祝いの宴が始まり親指姫が浦島太郎に友人代表スピーチを頼むところでCMは終了です。
さんざん引っ張った挙句、このオチか
これまで、親指姫が登場して鬼の存在を示唆したり、鬼ちゃんが鬼にやられたり、鬼を倒すためにみんなが特訓したりとストーリーを積み上げてきました。
そして、ついにそのヤバイ鬼の正体が分かるのが今回のCMです。
オチはなんと、サプライズで桃太郎とかぐや姫の結婚式。
かぐや姫が”鬼”嫁とのことです。
う~ん。
う~ん。
う~ん。
まあ、悪くはないんですが、なんとしょうもないオチなんでしょうか。
こういったしょうもないものにいくつものCMを投入できるのが携帯電話会社のすごいところですね。
ただ、鬼嫁で結婚なら「綿帽子」ではなくて「角隠し」の方がキレイなオチのような気もします。
有村架純さん的にNG?なんか時代背景とか考えられているのでしょうか。
もしくは、あえて角隠しではないことで、これからも鬼嫁宣言と言うことでしょうか。
まあ、あんまり引っ張ってこのオチを展開したら、がっかり度も激しいので、これくらいでオチをつけて良かったのかもしれません。
金を持っている企業のお遊び感の高いCMです。
遊び心なんでしょうか。
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