ファミリーマート 香取ファミ平さま御来店篇|香取慎吾のキャラは…

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21点~30点

【出演】

  • 香取 慎吾(かとり しんご)

【評価】

  • 総合点:30点
  • 気が狂っとる度:90点
香取ファミ平さま御来店篇 15秒
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ファミリーマート 香取ファミ平さま御来店篇の情報

業界第2位のコンビニエンスストアチェーン、ファミリーマートの決済サービス「ファミペイ(FamiPay)」のCMです。

東京ではその昔、ampmを買収したこともあり、やたらとファミリーマートが多いですね。

沖縄でも先行して進出していたせいか、ファミリーマートばっかりです。

 

そんなファミリーマートですが、2019年のキャッシュレス戦争、「○○pay」に参入です。

いわゆるバーコード決済手段のひとつですね。

ペイペイだのLINEPayだのメルぺイだのがしのぎを削っている中で、2019年7月からファミリーマートのファミペイとセブンイレブンのセブンペイが殴り込み。

競争がなくなるとサービスが低下しますが、さすがに種類が多すぎです。

ファミペイはスタートダッシュとして、ファミチキ無料やチャージ金額の15%還元などをしているみたいですが、そのスタートダッシュの一環としてなのか、強烈なCMを放っています。

 

出演しているのはもちろん元SMAPの香取慎吾さん。

焼き鳥やお母さん食堂など、いろいろな商品のPRのため、ファミリーマートのイメージキャラクターとなっています。

1977年1月31日生まれで、このCM放送時点で42歳です。

 

今回のCMでは、香取ファミ平(ファミペイ)というキャラクターで、ファミペイをPRです。

ファミリーマート 香取ファミ平さま御来店篇の内容、セリフ

場所はファミリーマートの店内。

入口の自動ドアが開くと同時に、香取ファミ平が勢いよく店内に侵入します。

香取「ハイハイハイハイハイハイ!」

左手にスマホを掲げ、右手はTシャツの中に入れて、レジの女性店員に一直線です。

店員さんは冷静に「いらっしゃいませー」

 

くまのキャラクター「ファミッペ」がデザインされた白いTシャツに、ケミカルウォッシュのジーパン、黒髪ロン毛に「ペ」がデザインされた丸眼鏡という、オタクっぽさと昔の大学生っぽさを混ぜたような恰好をしています。

 

レジ前に立つと、Tシャツに入れた右手を動かし、「ファミッペ」を動かしながら、腹話術のごとくしゃべりはじめます。

完全にド根性ガエルのひろしとぴょん吉をひとりでやっています。

香取「いまファミチキがただってホント?」

そこで店員さんが間髪入れず返答します。

店員「本当です。」

 

すると、香取ファミ平さん、驚きます。

驚きすぎてアゴが異常に伸びます。

1mはあるんじゃないでしょうか。

マンガのカイジの比ではないです。

 

そして、そのアゴはレジを貫通。

ディスプレイを破壊し、レジに入っていたお札が飛び交います。

 

ここで本題のファミペイの説明。

香取「ファミペイアプリのダウンロードと会員登録で、ファミチキなどプレゼント」

 

コンビニ店内のシーンに戻ると、またも予想外の行動。

店員さんが、香取ファミ平さんの伸びた口の中にファミチキを投入します。

店員「ファミチキ入れますね」

ファミチキは伸びたアゴをスライダーのように滑っていきますが、香取ファミ平さんのアゴが元に戻り、ファミチキを飲み込みます。

 

香取「うんめ~~~!!!」

そのおいしさにまた香取ファミ平さんのアゴが伸び、さっき壊れたレジを再び破壊。

店員さんもびっくりです。

 

最後は「ファミマのファミペイすげー得」とサウンドロゴが入り、CMは終了です。

制作者側も、そろそろ香取慎吾さんのキャラを年相応にしていくべきでは?

このCM、とにかく香取慎吾さんのキャラクターが強烈です。

あのファッションに、あのしゃべり方、ど根性ガエルのものまねに、極めつけはアゴの伸びるリアクション。

完全に狂っています。

ファミリーマート側はお客さんがこう見えているのでしょうか。

 

視聴者に良い意味でキモいと受け止められていればいいのですが。

 

しかも”すごさ”を表現するために凶器の顎でレジを破壊。

コンビニ強盗もびっくりです。

 

しかし、テレビにしろCMにしろ、香取慎吾さんにいつまでこういったキャラクターを続けさせるのでしょうか。

香取慎吾さんはたしかに慎吾ママやこち亀の両さんなど、ちょっと他の人ではできないようなキャラクターを見事に演じてきました。

ただ、こういうキワモノのキャラクターのイメージばかりに引っ張られ過ぎではないでしょうか。

香取慎吾さんだって「ドク」など、普通のドラマや映画のキャラクターも当然演じられます。

 

香取慎吾さんはおそらく真面目に求められたキャラクターを演じているのでしょうが、40歳オーバーとなってもこういったキャラクターをみせられるのはそろそろキツく感じます。

そのあたり、制作者として香取慎吾さんを使う側も、安易にキワモノキャラのイメージを使うのをそろそろ自重したほうが良いのではないでしょうか。

 

ただ、インパクトはバツグンなので、なかなかやめられないでしょうね。

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