バンドルカードTVCM「ゲッツ」篇|ベッキーがダンディ坂野のコピー

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11点~20点

【出演】

  • ベッキー

【評価】

  • 総合点:15点
  • 企業側のいやらしい意図が出てしまっている度:90点
ベッキー、ダンディ完コピ「ゲッツ!」「お久しブリーフ」 バンドルカードTVCM「ゲッツ」篇
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バンドルカードTVCM「ゲッツ」篇の情報

VISAの国際ブランド付きプリペイドカードのバンドルカードのCMです。

 

最近はキャッシュレスの波がすごいですね。

QR決済にクレジットカード、こういったプリペイドカードなど様々なサービスが新たに生み出されています。

消費者としては、種類がありすぎて混乱ですね。

まあ、数多くの種類があり、競争してくれているからこそポイント還元などのサービスが受けられるのですが。

 

先行するKyashという、同じくVISA付きプリペイドカードサービスに追い付け追い越せと、このバンドルカードもCMをうって、知名度向上を図っています。

 

出演しているのはタレントのベッキーさん。

あえて言う必要もないかもしれませんが、不倫騒動、謝罪会見とは裏腹のLINE流出は、当時大きなバッシングをされました。

その後、一時テレビからは消えていたものの、地上波の放送やCMなどで、復活しています。

(もちろん、以前ほどの勢いはないですが)

 

さらに、出演はしていないですが、このCMの核となっているギャグはダンディ坂野さんのものです。

ダンディ坂野さんは芸能事務所のサンミュージック所属、ベッキーさんも同じくサンミュージック所属ということで、事務所の先輩の芸を、ベッキーさんがやるという構成になっています。

バンドルカードTVCM「ゲッツ」篇の内容、セリフ

「バンドルカード」という男性の声のサウンドロゴでCMがはじまります。

中央に立って、黄色いスーツに蝶ネクタイ、髪をアップにして男装しているのはタレントのベッキーさん。

この衣装は、お笑い芸人のダンディ坂野さんの衣装そのものです。

 

真顔で「おひさしブリーフ」

いきなりダンディ坂野さんのネタを投入してきます。

手の動きがやけになめらかです。

 

左手にスマホを持ちながら

「今買いたいものある?」

 

左手に持っていたスマホを画面に向かってかかげ

「バンドルなら、VISAで使えるカード、1分で」

「ん~ゲッツ!!」

ダンディ坂野さんの代名詞ともいえるギャグをコピー。

 

そして、さりげなく、画面右下には「※1分以上かかる場合があります。」

クレーム対策の言い訳が表示されています。

 

再びスマホの画面がアップになり、そこにはネットショッピングで「おひさしブリーフ \4,800」の購入画面が写っています。

「バンドルなら、買いたいものを、3分で」

BRIEF SHOPの”買う”ボタンを押して購入完了。

 

また画面右下には「※3分以上かかる場合があります。」とのエクスキューズ。

 

引きの映像となり、3分を表す3本指をたてたベッキーさんがうつります。

「ゲッツ!!!」

ダンディ坂野さんの退場シーンと同じく、後ろ歩きでベッキーさんが去っていきます。

 

最後はナレーションで「ソッコーでつくれるカード、バンドルカード」と「※このカードはプリペイドカードです。」との説明が流れて終了です。

何もかもが浅い、コスパだけを求めたCM

まあ、ベッキーさんを出した時点でなんとなく想像がつくかと思いますが、嫌いな人はかなり嫌いで、このCMを見てバンドルカードをつくろうなんて思わないどころか、絶対つくりたくないと思うことでしょう。

 

それでもなお、ベッキーさんを起用するメリットは何でしょうか。

その理由の一つは、やはり知名度の割に安いと思われるギャラでしょう。

ギャラは公開されているわけではありませんので想像になってしまいますが、騒動の前後ではギャラの金額は全く違うでしょう。

安いわりに知名度が高い、つまりコスパの良いと言えるでしょう。

お金がなくてもとりあえず有名人を使いたいというにはぴったりなのかもしれません。

 

そして、ゲッツをさせているのもどうかと思います。

事務所の先輩のギャグをやり切る様子は、ある意味吹っ切れているともとれます。

しかし、そういった芸人のギャグを、絶対にやらなそうな俳優さんやタレントさんが全力でやるというのは、ある種やりつくされた手法。

正直、サムいです。

 

起用に賛否あるタレントを使うことによる話題作り。

そして、その内容も”あのベッキーがゲッツを完コピしてる!”ということが話題になってほしいという魂胆が見え見え。

CMとしての内容はかなり浅いつくりです。

簡単にインパクトを残して有名になろうという意図が見えてしまっています。

 

もしかしたら、新人監督さんがつくったCMなのかもしれないですね。

 

ちなみにこのバンドルカードというサービス、競合の「kyash」というサービスに比べて、ポイント還元などあまりメリットがないようです。

タレントを起用するより、消費者還元に力を入れたほうがいいかもしれません。

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