【出演】
- 清水 伸(しみず しん)
【評価】
- 総合点:75点
- 悲哀を感じる度:75点
ニトリCM Nクールはひんやり~♪の情報
ニトリの接触冷感、ひんやり寝具のNクールのCMです。
Nクールの中でも、通常のNクールに他にNクールスーパー、Nクールプレミアムなど6種類ほどのシリーズがあるようです。
あんまりいろいろあると消費者側としては混乱しそうですが、それはCMでは訴求されてはいません。
ちなみに公式サイトによると、以下のような理由で冷たく感じるとのことです。
特殊な加工により、製品の糸に「冷たさを感じる鉱石」を練りこんでいたり、レーヨンやナイロン・ポリエステルなどの素材を使用することで、肌に触れたときに冷たさを感じるように開発されています。
これもCMでは特に触れられていないので、機能というよりイメージ重視のCMですね。
CMでは、サラリーマン男性が世間から向けられる熱い目線など対して「Nクールはひんやり~♪」
とNクールの寝具につつまれて、恍惚の表情を浮かべるというパターンが繰り返されます。
同じくニトリの吸湿は発熱寝具、NウォームのCMは冷たさに対して「Nウォームはあたたかい~♪」と、NクールのCMと「対」になっています。
NウォームのCMについてはコチラ↓
さて、こちらのCMに出演する男性は清水伸(しみずしん)さん。
映画やドラマで活躍する俳優さんです。
1972年5月20日生まれで、このCM放送時点で47歳。
新潟県出身で、サラリーマン役が似合っています。
ニトリCM Nクールはひんやり~♪の内容
CMでは、世の中で遭遇するアツさに対してNクールは冷んやりという対比のシーンで構成されています。
<シーン①>
サラリーマン役の清水伸さんが、オフィスで段ボールを動かそうと、腰をかがめて力を入れます。
すると、ズボンのおしりの部分がキレイに裂けてしまいます。
派手な赤いパンツを披露してしまい、まわりにいた女子社員などはびっくり。
ナレーション「視線は熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン②>
バスの一番後ろの席、となりにはカップルが座っています。
そのカップルは手を握り合って頭をごっつん、公共の場にもかかわらず、かなりラブラブしています。
清水さんも居心地が非常に悪そうです。
ナレーション「お隣は熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン③>
露店でたこ焼きを買って、店先でほおばる清水さん。
しかし、当然ながら出来立てで中はアツアツ。
思わず「アア、アッツ!」とたこ焼きを口から出しそうになります。
ナレーション「出来立ては熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン④>
カフェのテラス席でコーヒーを飲む清水さん。
シンプルにアツアツのコーヒーに舌を火傷してしまいます。
ナレーション「淹れたては熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン⑤>
またまたバスの中のシーン。
清水さんの座席の前には赤ちゃんをだっこした母親がふたり。
赤ちゃんが後ろを向く形で抱っこされており、なぜか熱い視線で清水さんを見つめます。
ナレーション「視線は熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン⑥>
英会話教室か職場の会議室か、外国人講師を呼んでビジネス英会話研修をしているようです。
講師「LOVE、ラ~ヴゥ」
アツい巻き舌で激しい指導。
(Lの発音で、こんなに巻くんでしょうか?)
清水「ラブ」
それに対し、講師はいきなり冷静に
講師「No」
ナレーション「レッスンはアツいが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
<シーン⑦>
映画館での一場面。
何の映画かは分かりませんが(子供たちと母親?なので、なんかのアニメとかの映画ぽいですが)
清水さんはハンカチを持ち号泣。
周りの子供たちからは白い目で見られています。
ナレーション「目頭は熱いが」
ナレーション「Nクールはひんやり~♪」
清水伸さんがNクールの寝具につつまれて、ひんやり気持ちよさそうな表情。
最後は商品紹介「ひんやり寝具のNクール」と「お値段以上、ニトリ」のサウンドロゴで終了です。
サラリーマン川柳しかり、悲哀が面白い
サラリーマンと言ったら、サラリーマン川柳のように、自虐ネタがよく合います。
同じニトリのNウォームのCMと、このCMとは全く同じ構成ですが、このどこかで体験したような悲しさ、自虐はやはり面白いです。
それぞれの感じ方もあるでしょうが、個人的にはシーン⑤の赤ちゃんが熱い視線で見つめてくるシーンがお気に入りです。
あの赤ちゃんの演技(?)はなかなか見ものです。
それと、シーン⑥も良くできてるかと思います。
日本人が苦手な英語、特にLとRの発音をこれでもかと誇張したレッスンの様子。
がんばって発音したのに「No」と冷静に言われるのはなかなか辛いものがあります。
清水さんには申し訳ないですが、同じような年齢でも竹野内豊さんなどが演じるよりも、情けない姿がよっぽど似合います。
シーン④の「コーヒーが熱い」なんかはちょっとネタ切れ感がありますが、全体としては面白いCMでした。
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