【出演】
- つるの剛士(つるの たけし)
【評価】
- 総合点:40点
- 高価買取なのに”売るの高し?”度:75点
バイク王『店長さんの名前』篇の情報
オートバイ買取大手の「バイク王」のCMです。
昔は価格比較サイトで自作自演の高価買取を演出して問題となっていましたが、そんなのおかまいなしに、バイク買取という分野では抜群の知名度を誇っています。
CMのキャッチフレーズの通り、とりあえず「バイクを売るならバイク王」ですね。
定期的にCMも放映しており、様々なタレント等を起用してきました。
お笑いコンビの雨上がり決死隊やアニメのルパン三世、最近では元プロ野球選手の松井秀喜さんなんかも起用するという、統一感の感じられない起用ですが、なかなかの有名どころを使っています。
さて、今回のメインの出演者は、タレントのつるの剛士さん。
ウルトラマン出身俳優です。
そして、島田紳助さん司会のクイズ番組、ヘキサゴンでおバカタレントとして一気にブレイク。
今はイクメンキャラとしても地位を確立されていらっしゃいます。
最近は、イクメンのコメンテーターとしての出演が多く、CMではあまり見かけませんでしたが、今回のバイク王のCMでは、そのキャラ(名前)を全面に出しています。
バイク王『店長さんの名前』篇の内容
CMはホンダのバイクを売ろうとするオーナーとつるの剛士さん扮するバイク王の従業員が会話するシーン。
バイクオーナー「店長さんの名前、”うるのたかし”なんですか?」
うるの店長「はい、高価買取を目指しているからです。」
バイクオーナー「だじゃれか~。」
なぜか、人の名前をだじゃれということで納得するオーナー。
それに対し、うるの店長は目線を一切外さずに、うっすらと笑みをたたえています。
シーンは変わって、バイクにまたがりエレキギターをかき鳴らすうるの店長。
ロックな感じです。
ナレーション「目指すのは高価買取、買取シェアナンバーワン!」
そして、うるの店長が「ゴー、バイクオー!」と豪快にギターを弾いて終了です。
”売るの高し”じゃなくて”買うの高し”のほうがしっくりくるのでは?
このCMのキモは、つるの剛士(つるのたけし)さんの名前をもじった「うるのたかし」
つまり、バイク王が高価買取を目指しているということを、名前で表しているところです。
しかし、「売るの高し」というフレーズには非常に違和感があります。
もちろん、バイク王は”売ると高く買い取ってくれる”という意味で「うるのたかし」なんでしょうけど。
やっぱりバイク王側が「売るの高し」と言うのはじゃおかしいんじゃないんでしょうか。
売ると高いのはお客さん側。
バイク王の店長が「売るの高し」だと、お客さんに高くバイクを売りつけているみたいです。
まあ、つるの剛士さんの名前ありきのCMなので、そのあたりはゴリ押しなんでしょうか。
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