【出演】
- 財津 一郎(ざいつ いちろう)
【評価】
- 総合点:採点不可
タケモトピアノCM もっとも~っと篇、みんなまあるく篇の情報
ピアノ買取の「タケモトピアノ」のCMです。
タケモトピアノは国内でピアノを買い取り、修理・再生したのちにヨーロッパや東南アジアに輸出するというビジネススタイルだそうです。
大阪が本社で、関西に地盤を持つ企業ですが、いまやその知名度、営業エリアは関西にとどまりません。
CMの放送はいつから?
そんなタケモトピアノのCMですが、ずいぶん長いこと同じCMを放送し続けています。
放送開始されたのは1997年(平成9年)1月です。
そして、現在のCM内容になったのは2000年(平成12年)8月。
サイクルの早いCM業界で、10年単位で放送し続けられているCMは珍しいですね。
出演しているおじさんは?
これもけっこう有名な話ですが、出演している男性は
タケモトピアノの社長さんではありません。
(この手のCMにありがちな、社長自ら出演しているパターンではないんですね。)
さて、本題で、このCMに出演しているおじさんは俳優・コメディアンの財津一郎さん。
吉本興業に所属し、吉本新喜劇の座長を務めたり、俳優業としては3年B組金八先生に出演したりと、マルチな才能で活躍されています。
「非常に、キビシー!」「○○してちょーだい!」という持ちギャグ(?)は有名です。
後者の「○○してちょーだい!」がタケモトピアノのCMに採用されていますね。
ちなみに、タケモトピアノの創業者である竹本功一さんが、財津一郎さんの大ファンであったことから、CM出演が決まったそうです。
タケモトピアノCM もっとも~っと篇、みんなまあるく篇の内容、歌詞
もっとも~っと篇
ピアノの上に猫が乗っているシーンからスタートです。
ネコがひと鳴きした後、鍵盤のふたの部分が「パカッ」と開き、猫がびっくりして飛び降ります。
そこにいたのは、指揮者風の衣装の財津一郎さんと、宇宙人風(?)の衣装の4人の女性。
ピアノの鍵盤の上で、手を上下に振りながら、タケモトピアノをPRします。
女性「電話してちょ~だい♪」
財津「もっとも~っと、タケもっと!」
女性「もっと!」
女性「電話してちょ~だい♪」
財津「もっとも~っと、タケもっと!」
財津さんが鍵盤を強く踏むと、音が出て、女性たちが豪快に転びます。
(なぜか転んだあとの足をクロスさせています。)
最後は財津さんの「ピアノ売ってちょ~だ~い!」とネコの「にゃー」という鳴き声で
タケモトピアノの電話番号が表示されて終了です。
みんなまあるく篇
暗闇から、突如光が財津一郎さんを照らすところからスタートです。
財津「ピアノ売ってちょーだい」
財津さんがピアノを弾く真似(エアピアノ?)をします。
再び宇宙人風の女性たちが現れ、ダンスをします。
女性「みんなまあるくタケモトピアノ♪」
タケモトピアノの電話番号をもじった「まあるく」というワードで、電話番号をPRです。
財津「電話してちょーだい」
女性「みんなまあるくタケモトピアノ♪」
最後は財津さんの「そのと~り!」と
タケモトピアノの電話番号が表示されて終了です。
赤ちゃんが泣き止むCMとしても有名
このCM、歴史が長いしよく見かけるだけあって、テレビ番組でも取り上げられています。
関西の「探偵ナイトスクープ」やTBS系列「マツコの知らない世界」でも紹介されていました。
特に、探偵ナイトスクープでは「赤ちゃんが泣き止むCM」として取り上げられました。
ちなみに、なぜ赤ちゃんが泣き止むかは、タケモトピアノ公式サイトでも紹介されていますが
- 音階が急に大きく上下するメロディラインが赤ちゃんの興味を引くから
- 歌声が、赤ちゃんが好む440ヘルツ周辺の声だから
なんだそうです。
その効能もあってか、CMソングはCD化もされています。
これをかけておけば泣く子も黙るんでしょうか。
それと、気になるのは・・・
なぜ猫が?
もっとも~っと篇では、最初に猫が寝ているシーンが映り、最後もネコの「にゃー」という声が聞こえるように、猫がポイントになっています。
これは、公式サイトのQ&Aで解説があるのですが
弾かなくなったピアノは猫の格好のうたた寝の場になっているため
そういったピアノは売ってほしいということだそうです。
コスチュームのせいか女性の胸が・・・
そして、女性ダンサーのコスチュームも見どころです。
なぜかシルバーの全身タイツです。
そして、そんなぴっちりタイツのためか、
乳首が目立っているような・・・。
コスチュームの下は何も着ていないんでしょうか。
これだけ長い期間放送していると、もはや定番に
このCM、普通のCMと同じように、数か月程度の期間放送するだけのCMだったら
なんかおじさんと、気持ち悪いかっこうの女の人のCMだなあ、
くらいにしか思わないかもしれませんが、
これだけ長期に放映されていると、そんな感情もわかなくなりますね。
見るたびに「おっ、まだ変わらずやってる」と
どこか楽しみにすら感じるような気がします。
ほんとに定着してます。
こうなったら、あと何年放送できるのか、ぎりぎりまでがんばってみてほしいです。
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